6.1 ハラスメントの実態

提言内容

ハラスメントの実態を報告する

大学の対応

ハラスメントの実態について集計・分析された内容を精査するとともに、現状及び提言内容を各学科長及び専攻長宛に送付し、対応を依頼しました。

6.2 ハラスメントの防止策

提言内容

ハラスメントの防止策の強化を提言する

大学の対応

【本学における取組状況について】

本学では、中期計画に「ハラスメント・メンタルヘルス対策を強化するための相談体制を充実するとともに、学生・教職員への啓発活動を継続的に実施する。」という項目を掲げ、ハラスメント対策に取り組んでいます。主な取組は以下のとおりです。

・教育推進室の「カウンセリング&ハラスメント対策WG」という組織を設置し、現状の調査と対策の検討を行っています。

・副学長(人権担当)(非常勤)というポストを、平成22年12月1日より設け,ハラスメント申立に係る調査等を行っています。

・平成23年度には、学生相談室長が、部局長会議において、研究室における長時間拘束について改善要請を行いました。また全学FDや各部局の要請によってカウンセラー等がレクチャーを行いました。

【個別の提言に係る対応状況(または対応方針)について】

1)定期的な実態調査について

 今後慎重に検討いたします。

2)相談窓口の広報の強化

平成21年度に、相談窓口のHPを全面改修するとともに、各研究室にリーフレットを送付し、所属する全学生及び教職員へ配布するよう依頼しました。相談窓口の案内は、東工大HPの在学者向け情報(http://www.titech.ac.jp/enrolled/index.html)およびキャンパスガイドブック(平成23年度より入学時に配布)に掲載しました。

3)告発しやすいシステムの導入について

被害に遭われた方及び関係者から丁寧に聞き取りを行うことによる解決を目指しています。そのためにも相談しやすいよう心理的ハードルを低くする工夫については、引き続き検討して行きます。

4)学生へのハラスメントの定義・対策法の啓発について 

学生及び教職員への啓発については講習会を計画しています。

ハラスメントの防止は、継続して取り組んでいかなければならない問題であり、今回の提言も踏まえ、引き続き対策を検討していきたいと思います。

<理学系>理学部長だけが見ることのできるメールアドレスを2年前に開設し公開しています。

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