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留学生から見た東工大 | |||
近年増加傾向の東工大の留学生達。しかしその割合は9.7%であり、1割に満たない。まだまだ少数派な留学生は、東工大をどう評価し、どう過ごしているのだろうか。生活基盤、キャンパスライフなどの面から、留学生の姿をみた。 |
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(1)留学生の割合・及び性別 今回のアンケート結果では、留学生の学生全体に占める割合は約6.6%となった。 また、男女比に関しては、21:79となった。大学全体の男女比よりは、留学生のほうが幾分「共学」の雰囲気はあるかと思われる。
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(2)通学時間 留学生はやはり近場に住んでいる人が多いようだ。彼らの住まいとして、アパートやマンションのほかに留学生用の寮もあるようなので、その辺が通学時間1時間程度のデータに該当するのだろうか。また、遠距離通学(2時間以上)をしている留学生はいなかった。
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(3)仕送り額 驚くことに、留学生の65%は仕送りをもらっていないという結果となった。日本は物価が高いので、やはり仕送りは難しいのだろう。留学生の知り合いに聞いたところ、彼の母国と日本の物価の格差は約10倍だそうだ。そのため多くの留学生の親にとって、仕送りも容易ではないと考えられる。
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(4)授業の合間に過ごす場所 設問3-1の結果(学部学生のみ、研究室は除く)をピックアップしたところ、留学生は授業の合間には図書館で過ごす人が多く、逆にサークル棟で過ごす人は少ないという結果となった。サークルに入っている留学生は日本人学生に比べて少なく(後述)、授業の合間の居場所がほかにないようだ。
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(5) 留学生の学食評価 留学生は学内飲食施設に満足する傾向あり。 東工大の飲食施設について、留学生はどう評価しているのか。設備、値段、味に対しての評価を、留学生と日本人学生とに分けて見た。 留学生の評価は、全体的に満足傾向にあるようだ。特に味に関しては約半数が「良い」と回答している。その他、設備面では「悪い」「普通」「良い」がほぼ三分化し、価格については「良い」が39.4%、「悪い」が28.2%と、良い評価の方が11.2%上回っている。 意外にも、留学生の方が日本人学生よりも学内飲食施設について高い評価をしているという結果が出た。その理由は、単純に現在の学内飲食施設が日本人学生よりも留学生好みであった、とも考えられるが、留学生が母国の飲食施設や日本の学外飲食施設等と比較して「妥当」という結論を出したとも考えられる。
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(6) 留学生の求めるサポート 留学生は経済的支援と交流促進を求めている。 東工大の留学生が求めるサポートはどの様なものだろうか。様々なサポートについて、留学生および日本人学生が求めている割合をみた。 どの種類のサポートにおいても、留学生が求める割合は、日本人学生が求める割合と比べ同等以上の値となった。 留学生が特に希望しているサポートは、奨学金制度およびアルバイト紹介である。次いでキャリア・サポートにも約半数以上の希望がある。上記に関しては日本人学生からの希望も多く、東工大のサポート体制の全体的な弱さを浮き彫りにしていると考えられる。 留学生と日本人学生とで希望割合の差が大きく、かつ多くの留学生が欲しているのは、交流サポートである。 また学生生活マニュアルやボランティア紹介も、留学生からの希望が多い。
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(7) 留学生のサークル等参加事情 少ない留学生のサークル等への参加 どれだけ留学生がサークル等の活動に参加しているのか。部活&サークル、同好会、ボランティア、についてそれぞれに参加している学部学生の率を集計した。総計は、一つでも何かに参加している人の割合を示している。 総計をみると、留学生のサークル等への参加率は、日本人学生の約半数であることが分かる。総計と各サークル等への参加率とを見比べると、日本人学生は比較的掛け持ちしている人が多いのに対し、留学生は1つの活動を集中的に行っているようだ。 留学生に人気があるのは、体育会系の部活やサークルらしい。他の系統の活動と比較して、幾分か意思疎通が行い易いのが理由か。 学部の留学生は、ボランティア活動を行っているものは一人もいなかった。しかし前項目「学生の求めるサポート体制」結果より、留学生の30%はボランティア活動に興味を示していることが分かっている。ボランティアはしたいけれども、情報が少なく始められないというのが現状だと推測される。
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(まとめと提言)
解決策
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![]() 2006 Tokyo Institute of Technology |
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