学勢調査2005サポーターからの挨拶

 このたび、学生による集計・分析の結果がまとまりましたので、ここに報告いたします。 学生の生の声を、学生自身が集計・分析し、提言として大学に届けるという初めての取り組みには様々な苦労が伴いましたが、今回寄せられた1081人の意見を、よりよい大学づくりに反映できるような報告・提言を作成することができたものと自負しています。

 学生のみなさんには、是非ともこの報告書をごらんいただき、この大学が抱える現状について考えてみていただくきっかけとしていただければと思います。もちろん、本報告書に書かれている内容は、「大学にはこうしてほしい」という学生の意見として大学に提出されます。その一方で、「自分が大学のために何ができるか」ということについて考えてみるきっかけとして、この報告書が役立てば幸いです。

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 本報告書は2部構成となっています。

 第1部は、東工大生1081人の生の声を集計した「結果報告」となっています。

 第2部は、第1部における基礎的な集計をもとに、現役学生から募集された「学勢調査サポーター」が考えた、東工大の現状と未来を考える上で重要と思われる13の「切り口」「トピック」についてまとめた「分析・提言」となっています。

 第1部における基礎集計、ならびに第2部における分析・提言は、大学本部の関係各部署に提出され、大学をよりよい方向に変えていくための指針となります。

なお、第1部・第2部の内容とも、今回実施した調査の回答内容をもとに作成したものですが、第2部の「提言」においては、回答内容を参考にしながら、学勢調査サポーター個人の思い・考えを反映させて執筆した箇所がございます。これは、今回の調査結果を集計し、この報告書を作成した学勢調査サポーター自身も、東工大の学生の一員であることに依ります。すなわち、学勢調査サポーター個人の思いや考えも、今回の学勢調査における「学生の声」に含まれるべきである、というサポーターの考えによるものであります。

 

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2010 Tokyo Institute of Technology