■リプロ ,第30回日本MRS年次大会に参加


日程:2020年12月9日~11日
場所:オンライン
参加学生:1名


【学会見学プログラム報告】

 ◆参加学生

所属/学年:物質理工学院材料系/学士2年


 ◆参加学会

第30回日本MRS年次大会/オンライン


 ◆今回の学会に参加した目的と、学会を見学しての全体的な印象について

今回の学会参加の目的は以下の3つである。
 ・ 自分の専門分野の概観や雰囲気を掴む
 ・ 自分の専門分野以外の分野にはどんな分野があるのかを知る
 ・ 今後のリプロの活動に必要な学会参加の経験を積む
 今回の学会では上記の目的を全て達成することができた。自分の専門分野のセッションでは色々な大学の教授や大学院
生が発表する姿を見て将来自分がどのようなことをするのか具体的にイメージすることができた。
 また、専門分野外のセッションでの発表も自分の知らないことばかりてとても面白く、刺激的だった。

 ◆今回の学会参加が,理数(理工)系の能力開発および成長に対してどのように影響したか

 今回参加できたセッションの内1つは自身の専門分野(計算科学分野)と一致していた。教授クラスの方の発表はやはり
高度で今の自分の実力ではほとんど理解できなかった。もっと勉強して、研究内容を理解できるようになって、質問をし
たりしてディスカッションができるようになりたいと思った。院生の方の発表で、最近自分が学部の講義で習ったような
知識をもとにして研究を進めている発表もあって、学部での勉強の重要性を再認識できた。第一線で活躍する研究者の人
たちの発表や議論を聞くことで、自分もこうなりたいという明確なビジョンを持つことができた。そのことで、学習への
モチベーションがとても高まった。
 自分の専門分野とは違うセッションにも参加してみたところ、ちょうどその分野と自分の専門分野との関連についての
議論がされていてとても興味深かった。研究をする上ではアンテナをしっかり張って幅広い分野から情報を仕入れること
が大切なのではないかと感じた。また、英語の発表を行なっているセッションにも参加して、研究を世界に発信するため
にはやはり英語が重要だなということを改めて感じ、英語の勉強へのモチベーションが高まった。


 ◆リプロの学会参加プログラムについて,反省点や今後への提案

・反省点
講義と学会の日程が重なっていて、あまり講演や発表が聞けなかったこと。(12/9と12/10はほぼ一日中講義があった。)

・提案
 リプロの活動において、学部生の学会参加を促進するにあたり自分自身も学会に参加した経験がないと人に勧めること
はできないので、今回この学会に参加した。自分自身が学会に参加してみて、学会参加におけるハードルとして一番大き
いなと感じたのは、世の中にはどのような学会があって、自分に適したレベルや分野の学会がどれなのかが、研究室に入
っていない学部学生には判断できないことである。私自身はB2Dスキームで研究室に最近所属したので、指導教官におすす
めの学会を教えていただけたので、この学会を知り、参加することができた。
 この経験をもとに、リプロの新たな活動として、学会参加へのメリットを説くだけではなく、上記のハードルを取り除く
ことができる活動を提案したい。今考えているのは、リプロのメンバーが様々な分野の東工大の教授から学部生でも参加で
きるような学会を教えていただき、その情報をまとめて、何らかの形で公開できたらどうだろうかと考えている。


 ◆今回の学会見学での成長についての自己評価
      1.全く変わらない 2.少し成長した 3.まずまず成長した 4.とても成長した


a.) 学習(研究)に対する意欲[ 4 ]
b.) プレゼンテーション力・質問力[ 1 ]
c.) 理工系分野の専門性[ 3 ]
d.) 国際性[ 3 ]
      

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