■第13回学生応援フォーラム
日時:フォーラム 2019年12月25日(水)13:30〜16:30
      :懇親会   2019年12月25日(水)17:15〜18:30
場所:フォーラム 東京工業大学 百年記念館3階フェライト記念会議室
      :懇親会   東京工業大学 百年記念館1階ラーニング&インフォメーションコモンズ

自律支援部門では,12月25日,「第13回学生応援フォーラム」を開催しました。

学生応援フォーラムは,学生の活躍を学内外の方々に広く発信し,学生の多彩な活動の輪をさらに
広げることを目的として毎年開催しています。また,他大学での優れた取り組みから学びを得るため,
他大学から講師をお招きしてご講演いただいています。

今回のフォーラムには,本学の学生・教職員,招待講演にお招きした三重大学の学生・教職員に加え,
千葉大学,東京大学,亜細亜大学,多摩大学,法政大学の学生・教職員や一般の方も含め,
86名の参加がありました。

開会式として,水本哲弥理事・副学長(教育担当)の開会挨拶,益一哉学長の挨拶に続き,
自律支援部門長の長谷川純准教授(科学技術創成研究院)が自律支援部門及びフォーラムの趣旨に
ついて説明しました。

三重大学「ピアサポーター学生委員会」の活動について,鈴木英一郎先生(三重大学学生総合支援センター講師),
鈴木翔也さん(三重大学人文学部文化学科3年),豊西遥奈さん(三重大学人文学部法律経済学科2年)
よりお話しいただきました。

その後は,自律支援部門が支援する6つの学生活動,
「学勢調査」,「東工大学生ボランティアグループ(東工大VG)」,
「理工系学生能力発見開発プロジェクト」,「ピアサポーター」,
「Hult Prize 東京工業大学」,「ACTION(東工大語学パートナー制度)」
に参加している学生が,活動の内容や意義について口頭発表をおこないました。

合同パネル発表では,上記6活動に加えて,本学学生が主体的に行っている他の活動,
「図書館サポーター」,「図書館サポーター謎班」,「教育革新センターOEDO学生スタッフ」,
「SAGE」,「TISA」,「EPATS」,「iGEM」,「立志会」の8活動も,
ショートプレゼンの後にパネル発表に参加しました。
会場は大変盛況で,活発で積極的な意見交換を通じて学生の多彩な活動の輪を広げることができました。

フォーラムは,井村順一 副学長の閉会挨拶を持って終了しました。
司会進行は,後藤美奈さん(生命理工学院生命理工学系3年)が務めました。

その後,フォーラムのパネル発表で使用したポスターを懇親会場に展示し, 水本理事・副学長による
開会および乾杯の挨拶,益学長から学生たちに向けたメッセージもあり,懇親会場でも互いの活動について
活発な意見交換がおこなわれ,岡村哲至学生支援センター副センター長による閉会挨拶で終了しました。
クリスマスに相応しい賑やかで楽しい場となりました。

参加者アンケートには,
「自発的に考えている学生が多くて感銘を受けた」
「学生ともっと連携を深め,より影響力の強い活動をしたい」
「もっとこういった活動を周知する必要がある」
「ユニークな取り組み,自主的な活動,学生の皆さんの勉強以外でのパワーもたいへん強く感じました」
「毎年うかがっておりますが,今年はクリスマスということもあってか,とても和やかなムードでとても楽しかったです。
  発表団体も増えていて活動が盛り上がっているのがうらやましく思いました」
といった声が寄せられました。

以下は,当日司会および発表をおこなった学生たちのコメントです。

<司会>

後藤美奈(生命理工学院 生命理工学系 3年)
当日がクリスマスであったからか,各活動における発表の面白さ,活発な質疑応答,にぎやかなパネル発表と,
例年以上に和気あいあいとしていた学生応援フォーラムだったと思います。
先生方や各活動の学生に支えられ,司会という仕事を成し遂げることができ,貴重な体験となりました。
同時に多くの学内外の方と交流することもでき,大変有意義でした。ありがとうございました。

<口頭発表>

学勢調査
吉田拓暉(理学部 物理学系 2年)
学生応援フォーラムは普段,他活動や他大学とのかかわりを持つことが難しい学勢調査にとって,
新鮮な刺激を得るとともに私達の活動を周知する絶好の機会であると捉えています。
フォーラムで得た新たなアイデアや人脈を活用して,多くの学生に認めてもらえるようなより良い
活動を目指し,今後も精進してまいります。

東工大VG
渡邉正理(理学院 物理学系物理学コース 博士後期課程 1年)
東工大VGは,復興支援・防災・地域連携を基軸とし,様々な活動を展開しています.今回の発表では,
東工大生・教職員を対象とする「被災地スタディツアー」と,大岡山地区で実施している「子ども食堂」
の活動報告を行い,多くのご意見を頂きました.今回の交流を生かして,次年度も充実した活動を行いたいと思います.

理工系学生能力発見開発プロジェクト
秋澤優希(工学院 システム制御系 2年)
今回のフォーラムでは,他団体の発表から多くの事を学ぶことが出来ましたし,
自分達の目的が何でその為にどのような活動をしているかを広く周知することが出来たと思っています。
また有難いことに様々な方から応援の言葉や共同企画など,声をかけて頂きました。
今後は覚えてもらいやすくする為に団体名を変えることも視野に入れ,
一層影響力を持って学外学内問わず変革できる団体になれるよう,精進してまいります。

ピアサポーター
井澤和也(情報理工学院 情報工学科 3年)
東工大ピアサポーターでは学生との相談活動を軸として学生同士のサポートをしています。
学生応援フォーラムでは,学内外の学生がそれぞれの学生活動を通して感じたことや考えたことが
伝わってきたので,とても良い刺激になりました。ピアサポーターの活動がより良いものになるよう,
今後も充実したサポート活動をしていきたいと思います。
池田千尋(理学院 地球惑星科学系修士課程1年)
フォーラムを通して,自分たちの活動を振り返るとともに,他団体の活動について知ることが出来ました。
ピアサポート活動をしている他大学の学生と交流できたことも大きな収穫でした。
今回得たことを今後の活動に活かしていきたいと思います。

Prize 東京工業大学
鳥飼龍太郎(工学院 機械系 2年)
東工大ハルトプライズは学内で起業家精神を促進する学生主体の団体です。
今回の学生応援フォーラムで発表したことは学内外の方々に私たちの活動を広く知ってもらう大変
良い機会だったと思います。また他の団体の活動を聞くことによって私たちの抱える問題の解決に
活かせると感じました。私たちの活動はこれからも続きますがこの交流で得ることのできた気付きや
連携を生かしていきたいと思います。

ACTION(東工大語学パートナー制度)
松尾博史(工学院 機械系博士後期課程 2年)
ACTIONは東工大で語学パートナー制度(Language Exchange Partner Program)を運営している団体です。
2019年6月に自律支援部門所属となりました。まだまだ知名度が低い中,本フォーラムでの発表は
対外的に活動を報告できる貴重な機会になりました。
他団体とお互いに良い影響を与え合いながら,今後も制度充実に努めていきます。

<パネル発表>

図書館サポーター
大月魁(情報理工学院 数理・計算科学系 数理・計算科学コース 修士課程 1年)
ポスター発表を通じて,図書館サポーターの仕事について知っていただくいい機会になりました。
また発表とそれに向けた準備は自分自身の活動を振り返るいい機会になりました。

図書館サポーター謎班
河野隆史(理学院 数学系数学コース 博士課程 2年)
学生応援フォーラムは,学内に留まらず学外の方々にも活動を広めることができる貴重な機会です。
皆様から頂いたコメントに感謝し,今後も謎解きを通して図書館をよりよく知ってもらえるよう,
活動を続けていきます。

教育革新センターOEDO学生スタッフ
手塚沙也可(物質理工学院 物質理工学院材料系材料コース 修士課程 2年)
ポスター発表を通して,学内外の多くの方々が,私たちの東工大の授業を世界に発信するという活動に
関心を持っていることを知ることができ,是非参加したい,またはご協力したいとのお声をいただきました。
世界中の大学が授業コンテンツを配信する中で注目を集め続けるために,
東工大の強み,あるいは日本の強みを生かした教材作成に取り組みたいと考えています。

SAGE
伊藤龍寿(物質理工学院 材料系 2年)
SAGE では国際交流の場を創る活動をしています。今回のフォーラムを通して似たような
活動をされている団体の方ともお話ができ,つながりを持つことができました。
この度は発表の機会をいただきありがとうございました。

TISA
Mael Pidjou(Department of Mechanical Engineering and Science,M2)
It was my first time to attend such an event so I was a little confused about what will
be presented.During the event, I was pleasantly surprised that the president of the
university joined the event but more importantly I was surprised to see what other
Japanese students do to ameliorate the life of students at the campus especially
the project with the food truck coming from the student survey. I discovered the
Japanese association that I never heard of and I could present about our student
association and I hope in the future we will be continuing to join the event.

iGEM
高橋萌(生命理工学院 生命理工学系 3年)
これまで,学内のフォーラム等で自分たちの活動について発表する機会があまりありませんでした。
今回のフォーラムで,益学長はじめ様々な教職員の方々や他の参加団体の方々と話すことができ,
良い刺激を受けることができました。ありがとうございました。

立志会
清原明加(工学院 経営工学系 2年)
今回は自分たちの活動を振り返って発信するだけでなく,他の団体からも刺激を受け楽しかったです。
これからも『東工大生に「ぎろん」する場を。』創っていきたい,とモチベーションが高まる有意義
な会になりました。

第13回学生応援フォーラムのご案内は こちら
第13回学生応援フォーラムのポスターは こちら



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