■理工系学生能力発見・開発プロジェクト ,第45回日本脳科学会に参加


日程:2018年11月10日(土)~11日(日)
場所:千葉大学亥鼻キャンパス
参加学生:1名


【学会見学プログラム報告】

 ◆参加学生

所属/学年:4類/学士課程1年


 ◆参加学会

第45回日本脳科学会


 ◆今回の学会に参加した目的と、学会を見学しての全体的な印象について

目的:
1.実際に研究されている方々のレベルを感じたかった。
2.脳科学という学問の研究内容のイメージを具体的にするため。
3.自身のやりたい研究の情報源にするため。

印象:
1.想像していたものより内容が医学的であった。
2.神経科学的なものに焦点を当てたものでなく、脳に関する全般的なテーマを扱う学会だった。

 ◆見学したセッション等の内容について

 全体を通して、医学的な研究については薬物を用いた際の副作用や効能をある程度の被験者の協
力のもと確認していた。また特別講演1「脳科学と白質解剖」では、白質解剖の歴史を述べてから
その有用性や今後の期待性を述べていた。
 その他「Identification of Juvenility-associated Genes in the Mouse Brain」では、
若年にのみ見られる特性をJuvenilityとし、その影響や特性を考察することで若年特有の回復力
などを利用するための研究を行っており大変興味深かった。
 また「Effect oh orexin on the firing pattern of serotonergic dorsal raphe neurons」
では、オレキシンにより脳のある部分の発火様式の変化を考察し、最終的にナルコレプシー患者で
の重要性やオレキシンの及ぼす影響の重要性を説いており、これもまた興味深かった。

 ◆今回の学会見学が、あなたの理数(理工)系の能力開発にどのように影響しましたか

 内容が医学的であったので、理学とは異なったアプローチの仕方のイメージを掴むことができて
学べて良かった。加えて、自身の学んでいる理学的に重要なものではなく、医学的に重要なものに
ついての見識も得られたので良かった。

 ◆学会見学プログラムについて、反省点や今後への提案

 興味ある東工大生を募って、学会に一緒に行ってもいく企画を立ててもいいかもしれない。


 ◆今回の学会見学での成長についての自己評価
      1.全く変わらない 2.少し成長した 3.まずまず成長した 4.とても成長した


a.) 学習(研究)に対する意欲[ 4 ]
b.) プレゼンテーション力・質問力[ 2 ]
c.) 理工系分野の専門性[ 3 ]
d.) 国際性[ 1 ]

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