■第11回学生応援フォーラム
日時:フォーラム 2018年2月20日(火)14:00〜16:30
      :懇親会   2018年2月20日(火)17:15〜18:30
場所:フォーラム 大岡山キャンパス 情報理工大会議室(西8号館10階)
      :懇親会   生協第1食堂2階ラウンジ

学生応援フォーラムでは、学生の活躍を学内外に広く発信し、学生の多彩な活動の輪を広げること
も目的として開催しています。また、他大学での優れた取り組みから学びを得るため、他大学から
講師をお招きしてご講演いただいています。

今回の「第11回学生応援フォーラム」は、本学の学生教職員に加え、お茶の水女子大学、千葉大学、
東京大学、筑波大学、多摩大学の学生教職員、一般のご参加者を含め79名の参加がありました。

開会式として、三島良直学長からの開会挨拶に続き、工学院機械系の長谷川純准教授(自律支援部
門長)が当部門および学生応援フォーラムの趣旨についてご説明しました。

次いで、筑波大学T-ACTの取り組みについて、設立時に工夫された点や現在までの活動実績を、筑
波大学人間系心理学域の杉江征教授、T-ACT推進室の黒田卓哉助教のお二方から、ご紹介いただき
ました。人文・文化学文比較文化学類の高野大さん(学部4年)、大学院教育研究科教科教育専攻
の川邉貴英さん(修士2年)、大学院人間総合科学研究科疾患制御医学専攻の橋あすみさん(博
士1年)からは、T-ACTの支援を受けてご自身が立ち上げたプロジェクト活動についてお話しいた
だきました。

その後は、当部門が支援している「学勢調査」「東工大国際交流学生会(SAGE)」「東工大学生ボ
ランティアグループ(東工大VG)」「理工系学生能力発見・開発プロジェクト」「ピアサポーター」
について、各活動に参加している学生たちから、それぞれの活動内容や意義等について口頭発表を
おこないました。

合同パネル発表では、上記4活動に加えて、「キャンパスガイド」「図書館サポーター」「図書館
サポーター謎班」「LANDFALL」「ロボギャルズ」「被災地応援プロジェクト」「教育革新センター
OEDO学生スタッフ」を加えた11活動について、各活動に参加している学生たちが発表をおこない
ました。

最後は、丸山俊夫理事・副学長(教育・国際担当)の閉会挨拶をもって、今回のフォーラムは終了
しました。

参加者アンケートには、「大学生活において何か自分しかできないことをしたいなという気持ちが
強まった」、「東工大でも愉快なことをする団体がどんどん増えて欲しい」、「学生がやりたいと
思うことができる環境があると知り素敵だと思いました」、「学内で学業や研究に必ずしも直結し
ない活動に熱意をもって取り組んでいる姿に感銘を受けました」、「自主性だけでなく大学のサポ
ートもしっかりしていると感じました。学生自らが動いていると感じてもらえる仕組みが大変興味
深かったです」等のコメントが寄せられました。

本フォーラムの司会進行は、4類の堤香澄さん(1年)が務めました。

以下は、口頭発表および当日司会をおこなった学生たちの感想です。

学勢調査:
児島佑樹さん 理学部物理学科4年
今回の発表では学勢調査で提言した「食堂のヘルシーメニュー」について紹介しました。東工大は
女性の割合が非常に低く,経営面で考えるとサービスが男性向けになりやすいことが考えられます。
食堂のメニューに対する需要の男女の違いを示し,ヘルシーメニューの重要性を説きました。発表
を通して,学勢調査はマイノリティーの意見を拾い,東工大でのダイバーシティへのサポートを行
なっていることを実感して頂ければ幸いです。

東工大国際交流学生会(SAGE):
梅津涼香さん 工学院経営工学系2年
SAGEでは様々なイベントの運営を行なっております。ご支援・ご協力いただいてる方々への報告を
通して、活動に一貫する自分たちの核を見つめなおすことができました。また、このフォーラムを
通じて他団体の魅力的な活動に触れられたことも貴重な体験となりました。このような機会をいた
だけたことに感謝しております。これからも積極的に活動に取り組んで参りたいと思います。

東工大学生ボランティアグループ(東工大VG):
栗林純平さん 物質理工学院応用化学系修士1年
発表を通して、たくさんの方々にアドバイスをもらうことができ、非常に有意義なイベントでした。
また多くの団体の活動を聞く中で、刺激を受けるとともに、「この取り組みは参考にしたい」「コ
ラボして面白い活動が出来そう」など新たなアイディアが浮かんできました。
単なる活動報告会にとどまらず、新たな活動の種を見つける場として今後も学生応援フォーラムを
活用していければ、と考えています。

理工系学生能力発見・開発プロジェクト:
飯野翼さん 生命理工学部生命理工学科3年
今回の発表は5分という短い時間でしたが、本プロジェクトのこの一年の活動を外部の方々に、包
括的に伝えることができたように思います。また、筑波大学の方々とは、似たような活動を行なっ
ているということもあり、良い情報交換を行うこともできました。さまざまな学生プロジェクトが
一堂に会するまたとない機会ですので、このフォーラムが今後よりいっそう拡充していくことを祈
っております。

ピアサポーター:
千葉のどかさん 生命理工学院生命理工学系2年
発表の目的は、学内外の方々にピアサポーターの活動を知っていただく機会でしたが、発表資料を
まとめる過程で、一年間の活動の振り返りができ、今後の目標が明確化しました。来年の発表では、
より充実した活動を報告できるよう努力していきたいと思いました。
蛭田彩人さん 物質理工学院材料系2年
来場者の方々に、普段あまり目立たない「ピアサポーター活動」の紹介と重要性の強調を行えたの
で大変有意義であった。我々の活動は在学生にとって大変重要であるため、昨年度から広報に力を
入れた。結果、かなりの学生に認知してもらい利用者も増えた。学校の雰囲気も良くなってきたと
思われる。今後も新しい取り組みで広報にも力を入れていく。

司会:
堤香澄さん 4類1年
第10回学生応援フォーラムには初参加で司会だけではなく、運営にも深く関わらせていただきま
した。初参加ということで戸惑うことも多かったのですが周りの方々のサポートのおかげで成功さ
せることができました。様々な工夫をして複数の団体をまとめ上げフォーラムを成功させた経験を
これからに活かしていきたいと思います。

※学生教職員の所属はすべて開催当時のものです。

第11回学生応援フォーラムのご案内は    こちら
第11回学生応援フォーラムのポスターは こちら


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