■理工系学生能力発見・開発プロジェクト ,2016 真空・表面科学合同講演会に参加

日程: 2016年11月29日(火)
場所:名古屋国際会議場
参加学生:1名


【学会見学プログラム報告】

 ◆参加学生

所属/学年:無機材料工学科/3年


 ◆参加学会

2016 真空・表面科学合同講演会


 ◆今回の学会に参加した目的と、学会を見学しての全体的な印象、および見学したセッション等の報告内容について

自らが理工系プロジェクトの活動で発表するときや4年生以降に研究発表を行うときに、どのような発表をすると効果的なのかを実際に見て考えたいと思ったことがきっかけで、この学会に参加しました。一つあたりの講演が15分から30分と短いものだったので、多くの講演を聞くことができ、実際の発表形式を知ることができました。学会では、大学などの教育機関と企業が共同して発表するものが多い印象を受けました。また、質疑に関しては、聴衆が発表者に研究の上でのアドバイスをしているものが多く、こういった講演会が研究者同士の情報交換の場になっているのだと実感することができました。 私は今回主に表面科学に関する研究発表を聞きましたが、表面について情報を知りたいときにはどのような測定をすると効果的なのかについてや、最新の測定手法についてのお話しを伺うことができました。


 ◆今回の学会見学が、あなたの理工系の能力開発にどのように影響しましたか

今回の学会見学で多くの人の研究発表を聞くことによって、効果的な発表手法を知ることができ、今後自らが発表する立場になったときに役に立つことが学べたと思います。また、来年の研究室所属以降、学会に訪れる機会は多くなると思いますが、今のうちに学会の雰囲気に慣れておくことによって、学会先で他の研究者や企業の方とお話しすることに緊張しないようになりました。 今回私が訪れた講演会の主なテーマは表面科学であり、私の専門分野に近く、最新の研究動向を知ることで私がこれからどのような研究をしたいのかを決める助けにもなりました。また、最新の研究機器を直接見る機会もあり、これから研究を行っていくときにどういった研究手法を用いたらよいのかを学ぶこともでき、将来の研究にも役立つと考えます。

 ◆学会見学プログラムについての反省点や今後への提案

今回は理数系の能力開発のために学会に参加しましたが、その学会の専門分野について詳しく知らないと実際にその発表が効果的なのか、分かりやすく説明されているのかの判断は難しいと感じました。そのため、来年度に学会参加する学生には、参加する学会の専門を事前にしっかり勉強しておくとよいと考えます。

 ◆今回の学会見学での成長についての自己評価
      1.全く変わらない 2.少し成長した 3.まずまず成長した 4.とても成長した


a.) 学習(研究)に対する意欲[ 4 ]
b.) プレゼンテーション力・質問力[ 2 ]
c.) 理工系分野の専門性[ 4 ]
d.) 国際性[ 3 ]

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