■理工系学生能力発見・開発プロジェクト ,第89回日本薬理学会年会に参加

日程: 2016年3月9日(水)〜11日(金)
場所:パシフィコ横浜 会議センター
参加学生:1名


【学会見学プログラム報告】

 ◆参加学生

所属/学年:工学部高分子工学科/3年


 ◆参加学会

第89回日本薬理学会年会


 ◆今回の学会に参加した目的と、学会を見学しての全体的な印象、および見学したセッション等の報告内容について

本学会には自らの専門性以外の分野において新しい知見を得るために参加した。実際に足を運んで見学してみると、参加者のなかには学生からご年配の社会人まで幅広かったが、特に医学部、薬学部関係の社会人が多い印象だった。見学したセッションとしては、著名な方による特別講義や、シンポジウム、ポスターセッションといったところである。特別講義では2015年にノーベル生理・医学賞を受賞した大村智さんの講演会に参加し、満員の会場の中、大村さんの自身の体験談をきくことができた。シンポジウムでは講演されている内容が難解であったため、理解するのはとても難しかった。



 ◆今回の学会見学が、あなたの理工系の能力開発にどのように影響しましたか

私は今回の学会参加によって得られたことが大きく2点あると思う。一つは薬理学という学問について興味を持った。また、それと同時にこの分野の基本的な土台となる生化学にも興味を持った。実際に風邪の時自分が飲んでいる薬がどのように体に作用しているのかを知ることは意味のあることだと思うし、この分野を幹にして様々な分野を学んでいけば生活にも役立つのではないかと思った。二つ目としては、ポスター発表に関係する。自分自身、薬理学に対する専門の知識がなかったためにポスター発表の内容を見てもほとんど理解することはできなかったが、3日間を通して300枚近くのポスターを見てきたことで、ポスターのデザインに関し良い点、悪い点を整理することができたと思う。ここで得られた知識は今後自分がポスターを作成するにあたって役に立つと思う。


 ◆学会見学プログラムについての反省点や今後への提案

目的意識をしっかりもつことと、とにかく参加してみようという思い切りが必要だと思った。両社はもしかしたら矛盾することもあるかもしれないが、どちらの考えも、参加した際に、または参加後に自分にとってより有益なものになると思う。とにかくどこかの学会などに参加することを念頭に、プロジェクトメンバー全員が学会参加することが望ましいと思う。


 ◆今回の学会見学での成長についての自己評価
      1.全く変わらない 2.少し成長した 3.まずまず成長した 4.とても成長した


a.) 学習(研究)に対する意欲[ 4 ]
b.) プレゼンテーション力・質問力[ 1 ]
c.) 理工系分野の専門性[ 3 ]
d.) 国際性[ 2 ]

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