■理工系能力発見・開発プロジェクト, 第10回特別講義「大地震による被害と対策」開催
日時:2016年3月2日(水)17:00〜19:00
場所:大岡山キャンパス西9号館2回コラボレーションルーム

翠川三郎教授(大学院総合理工学研究科人間環境システム専攻)を講師にお迎えし、「過去の
大地震での被害の実例、首都直下地震で予想される被害や対策について」ご講演いただきました。
東日本大震災、1995年兵庫県南部地震、1923年関東大地震の実例、災害マネジメントサイクル、
揺れの予測、高耐震構造システム、東工大で研究されている地震防災技術の照会、リスク認知の
CAUSEモデル、7つの備えについてお話いただきました。

本講義の司会は、石曽根香奈(工学部無機材料工学科2年)が務めました。

参加者アンケートには、「東日本大震災の日を目前に改めて防災について考える良い機会になりました」、
「理論的な話、実データに基づく話、防災への取り組みと非常にわかりやすい構成でした」、
「改めて防災対策を認識しました」、「さっそく家の家具を固定します」、「7つの備えを点検したい。
近所に人にも備えを知らせたい」等の感想がありました。

※「7つの備え」とは、
@自助、共助、A地域の危険を知る、B地震に強い家、C家具の固定、D日頃からの備え、
E家族で防災会議、F地域とのつながり、です。
(翠川教授配布資料、内閣府「災害被害を軽減する国民運動」より)

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