■フォーラム東日本大震災私たちの”これまで”と”これから”を開催
日時 2012年3月3日
場所 大岡山キャンパス 東工大蔵前会館くらまえホール

参加者111名。
プレゼンテーションセッションでは、
本学学生の機械宇宙システム専攻の小宮悠太さんより社会理工学研究科大学院授業「災害ソリューション実践」における活動報告、
科学環境学専攻の武山祐さんより「Bio Creative Staff」での東北実験教室、
社会工学専攻の大村一仁さんより真野研究室で取り組んでいる「宮城県石巻市内の町づくり」の報告、
創造エネルギー専攻の川口卓志さんより「東京工業大学学生ボランティアグループ」での写真洗浄プロジェクトと
再生PCプロジェクトの活動報告、各グループの活動をそれぞれに関わっている学生から発表を行いました。

パネルセッションでは20の発表がありました(4団体、9専攻、11研究室)。
@東京工業大学学生ボランティアグループ(東工大VG)
A写真洗浄ボランティア(ハートプロジェクト東京工業大学)
B被災地への再生PC提供プロジェクト及び東北出張(東工大VG)
C東北現地調査(環境理工学創造専攻 原科研究室)
DBCS東北実験教室(東工大公認サークル Bio Creative Staff)
E首都圏での有事・震災時における、東工大の積極的施策提案書作成(価値システム専攻)
F大学の地震防災対策と大学生の地震防災意識・行動(価値システム専攻 谷口尚子准教授)
G東工大生の考える未来について(SAKURA PROJECT)
H東日本大震災に対する東京工業大学における主な取組み(東京工業大学)
I3.11×東工大「私たちにできることとは?」(社会理工学研究科 災害ソリューション実践)
J私たちのエネルギー問題〜原発存続に関するディベート形式の授業〜(創造エネルギー専攻)
K放射性物質汚染水/汚染土壌除去処理工法(原子炉工学研究所 災害ソリューション実践)
L一瞬で計測可能な高感度・低価格放射線検出器の研究(電子物理工学専攻 松澤・岡田研究室)
M半壊家屋内の迅速な人命探査を目指した流体ロープウェイ(機械制御システム専攻 北川・塚越研究室)
N戸建てのための水圧駆動垂直揺れ免震装置(機械制御システム専攻 北川・塚越研究室)
O水中探査ロボットアンカーダイバー3号機による東日本大震災犠牲者探索活動(機械宇宙システム専攻 広瀬・福島研究室)
P石巻中心市街の再生(社会工学専攻 真野研究室)
Q東北地方太平洋沖地震の被害調査(環境理工学創造専攻 山中研究室)
R東日本大震災による被害の調査(人間環境システム専攻 翠川研究室)
S東日本大震災後のTwitterの利用傾向の調査(価値システム専攻 村井源助教)

ディスカッションセッションのテーマは「私たちのこれから」。「これまで」を振り返り、
東工大の「これから」について参加者全員でディスカッションしました。

参加者アンケートからは、「東工大内での活動を知る機会になってよかったと思います。
他の学校と違う東工大独自の活動が今後大切だと感じました」、
「今後もこのような交流を続けてほしいと思います。しっかり後世に伝えたり、国、機関を問わず、
話し合うのが当たり前のような世の中になることを願っています」、
「今回のようなフォーラムやボランティア活動に一人でも多くの方が参加することが、
防災への意識を深めるきっかけになると思います」等の意見がありました。


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