■ 大田区立清水窪小学校で科学教室『ドライアイスで遊ぼう!!』を実施
日時 2010年5月29日(土)10:00〜 12:30, 13:30〜15:30
場所 清水窪小学校理科室

講師:アミール偉 (総合理工学研究科知能システム科学専攻 博士1年)
アシスタント:東京工業大学学生(午前6人、午後4人

参加人数:午前53人(大人22人、子ども30人)、 午後15人(大人6人、子ども9人)

題目:ドライアイス実験・アイスクリーム作り

目的:親子で一緒に科学実験を行い、科学に関する共通の体験を得ることを目的とした。

内容:ドライアイスを使うことで、普段我々が目にしない科学的なおもしろさを体験してもらった。具体的には、ドライアイスの温度、等速直線運動、昇華、および二酸化炭素を水の中で発生させることなどを体験してもらい、その説明を行った。その際に単にこちらから一方通行での説明ではなく、子供自身に考えさせ親御さんと相談をする時間を設けることで親子の会話を促進させた。最後に、ドライアイスからアイスクリームを作り試食した。『おまけの実験』として、ドライアイスをスプーンで押すことでドライアイスの音がする現象を体験してもらった。

感想:「アイスクリームがおいしかった」という感想が多く聞かれた。保護者にとっては「ドライアイスでアイスクリームを作ること」が新鮮だったようである。前回(4 / 24)と同様に、普段の生活ではなかなか見れない自分の子どもの一面を垣間見れたという感想が多かった。

課題:前回の反省を踏まえて、学生アシスタントを雇うことにより、各実験台に目が行き届く事ができ、安心して実験教室を行うことができた。しかし、午前の部はやはり、時間が40分ほどオーバーしてしまった。あとから反省した点として、アシスタントを雇う場合には、当日よりも前に簡単なブリーフィングを行うことが必要であると感じた。それを行うことで、実験教室中においてもアシスタントが次に何の実験を行うかを予想することで早めに動くことができ、より時間の短縮が図れると考える。

文責:アミール偉




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