学勢調査概要

調査目的

学勢調査は、本学における教育システムや施設、学内サービスなど、大学の運営全般に対して学生の声を取り入れ、 本学をより魅力ある大学とすることを目的として行われます。

調査主体

学生支援センター未来人材育成部門 [1] に置かれている学勢調査 2024WG が、学生スタッフを募集し、アンケート調査を 実施しました。

調査時期・調査対象・調査事項

本調査は 2024 年 6 月 24 日~同年 7 月 24 日に実施しました。調査対象は東工大に在籍していた全学生です。調査 事項については、「7. 調査資料集」に掲載しましたので、そちらをご参照ください。

調査方法・分析方法

本調査は、教務 Web システムのアンケート機能を利用して行われました。これは本学学生のみが回答できるようにす るためですが、学生スタッフには個人情報は一切開示されていません。

調査項目は設問検討会議を通じて学生スタッフが決定しました。回答データの解析についても、学生スタッフがデータ の分析、議論を行い、その結果に基づいて提言を作成しました。

回答者の属性と推移

学勢調査 2024 を含む全 10 回のこれまでの学勢調査への回答者数の遷移と内訳を図 1-5.1 に示します。前回、前々 回の実施に比べ、回答者数が減少しました。内訳で見ると、前回の実施より学士課程の回答者数は増加しましたが、大 学院修士・博士後期課程の回答者数が減少しています。回答者2,418人の男女比率については、男性1,916人(79%)、 女性 408 人(17%)、回答しない 52 人(2%)、非選択 42 人(2%) [2]と男性が多数を占めています。

コメント
図 1-5.1 学勢調査回答者数の遷移

全体会議の記録

設問検討会議

計 15 回にわたり調査項目の検討を実施し、学勢調査 2022 からの不必要調査項目の削除、新たに追加する調査項目 の選定を行いました。全て対面と Zoom のハイブリッド形式で行いました。学勢調査 2024 設問検討会議の日時・議題は 以下の通りです。

提言書作成会議

計 6 回にわたり、提言書作成に関しての議論等を学生スタッフ全体で行いました。全体会議は Zoom を用いたオンライ ンと対面のハイブリッド形式により行いました。加えて、作成する提言の属性ごとに少人数での班(学修班、施設班、サー ビス班、DE&I 班、その他班)で分担し、提言を作成しました。各班でもハイブリッド形式で会議を行いました。学勢調査 2024 提言書作成にかかる会議の日時・議題は以下の通りです。

全体会議

班会議

キャンパスミーティング

キャンパスミーティングとは、調査結果ならびにそれに基づいて作成された提言案について、本学の事務局各部局へ 質問書を提出し、話し合いを通じて学勢調査スタッフと各部局教職員の方々との意見交換を行うものです。キャンパスミ ーティングを行うことにより、大学と学生の間の情報共有不足による誤解を避け、双方の実態や価値観を照らし合わせる ことで、相互理解を促進させ、より現実的で実効性のある提言案を作成することができます。今回、ご協力いただいた事 務局担当ならびに教職員の方は以下の通りです。ご多用の中、キャンパスミーティングにご協力いただきまして誠にあり がとうございました。

公表と報告

本提言書は、理事長および学長への奉呈後、インターネットの学勢調査専用サイトおよび冊子で公表されます。冊子 は大岡山、すずかけ台、御茶ノ水、国府台の附属図書館で閲覧できます。

※学勢調査専用サイト:http://www.siengp.titech.ac.jp/gakuseichousa/

学勢調査 2024 データを利用する際には、学内外に関わらず、事前に大岡山学生支援センター未来人材育成支援室 gakuseichousa1〔at〕jim.titech.ac.jp へご連絡ください。

脚注

  1. 2024 年 10 月より大岡山学生支援センター未来人材育成支援室 ↩︎
  2. 学勢調査 2024 提言書「7. 調査資料集」図 7-1.9 性別 を参照 ↩︎